仁保耳鼻咽喉科医院 横浜市神奈川区台町,横浜駅 耳鼻咽喉科

顔面・頭部・顎の痛み

副鼻腔炎 ― 顔面の鈍痛の他、頭部に走る疼痛が起こります。

後者では眼から前頭部、あるいは頬から側頭部に強い痛みが走るので、
はじめに脳外科を受診する方がいます。

しかしこれらの痛みは副鼻腔炎の一症状ですので、耳鼻科の診察が必要です。

通常、痛みは一回の上顎洞洗浄で消えます。


帯状疱疹 ― 顔面、頭部、顎の神経痛で始まります。

外耳の帯状疱疹の場合、圧迫感も起こることがあります。
疱疹が出現した日から治療を始めると、5,6日で痕跡を残さずに治ります。
最近、中年の方にこの病気が増えてきましたが、疲労の質が変化したためでしょう。
外耳の帯状疱疹は顔面神経麻痺、めまい、難聴を起すことがあるので注意が必要です。


顎関節症候群 ― 顎関節の部分を中心として顎の下にかけて鈍痛~疼痛が起こります。

長い経過を見ると痛みには波があり、弱くなることもあるので、保存治療がよいでしょう。